ひまわり信託ニュース

2016年12月3日 | 三菱UFJ信託銀行の解約制限付信託「みらいのまもり」

某経済週刊誌の取材があり,そこで話題に出た,三菱UFJ信託銀行の解約制限付信託みらいのまもり」,なかなか面白いものです。

仕組みは至って単純で,一定額の金銭を信託する。

しかし,普通の金銭信託とは違って,

ご自身でさえ簡単には解約できない、厳重に資金を守れる口座ということで,お金が出せるのが,有料老人ホーム等施設の入居一時金」・10万円以上の医療費のみとされています。

結果的に,オレオレ詐欺などにひっかかってお金を出そうとしても出せないということになっています。

ただ,商品説明を見て,ははーんと思ったことがあります。

上記の払い出しは,委託者=ご高齢者からの指示を受けて,相手(たとえば施設や病院)に直接という形で詐欺被害などを防止しているのですが,この指示は,

 ご本人さままたは受益者代理人さまのいずれかお一人による払出し請求が可能です。

とされており,ご本人ではなくても,「受益者代理人」でもいいわけです。

この受益者代理人をお子さんにしておけば,そのお子さんの指示だけでOK。

施設入居費何千万円かを,普通の預金にしていたら,施設入居時に認知症になっていた場合,まずは成年後見を開始することが求められます。それをしないとお金が出せない。

しかし,この「みらいのまもり」を使えば,成年後見人を付けなくても,受益者代理人となっているお子さんの指示でお金が出せる。

これは大きなメリットです。

詐欺被害からの防護を目的とする,三井住友信託銀行のセキュリティ型信託というものもありますが,これは同意者の同意をとって,本人が手続きするという仕組になっていたはずです。

それ以上に利便性はありますね。